ご挨拶
2020年5月30日(土)、第117回日本臨床外科学会北海道支部総会を小樽経済センターにおいて開催させていただくことになりました小樽掖済会病院の向谷充宏です。
日本臨床外科学会は外科医が日常診療で経験した様々な知見、問題点などを報告、発表、討論する学会として活動を続けております。全都道府県にある支部でも毎年、支部総会および例会が開催されており、北海道においても昭和31年10月に第1回支部会が開催されて以来、62年以上もの長きに渡り支部会運営が行われてまいりました。このような伝統ある本会を小樽市で開催できる貴重な機会を与えて頂き、大変光栄に存じますとともに支部長の竹政伊知朗先生をはじめ世話人、幹事、評議員の皆様にお礼申し上げます。
第117回総会では日常の外科診療で遭遇する機会の多い疾患を対象とした最先端の外科手術手技あるいは治療についてのランチョンセミナー、特別講演などを鋭意準備中でございます。数多くの会員の皆様のご参加、ご発表、実りあるご討論を頂き、特別企画では多くの先生のご聴講をお願い申し上げます。
また、この時期の小樽は観光にも最適な季節です。日本は言うに及ばず世界各国から多くの観光客が、新鮮な海産物や小樽運河をはじめとした歴史的建造物を目当てに訪れます。学会で研鑽の後には是非とも観光地小樽市を堪能して頂ければ幸いです。
第117回日本臨床外科学会北海道支部総会が盛会となりますよう、ご指導、ご支援をお願い申し上げます。
小樽掖済会病院 病院長 向谷充宏