大会長挨拶
大会長挨拶
大会長 北川 善政
(北海道大学大学院歯学研究院口腔診断内科学 教授)
この度、第60回特定非営利活動法人日本口腔科学会北日本地方部会・第48回公益社団法人日本口腔外科学会北日本支部学術集会を担当させていただくことになりました。
本会は、「北の大地から発信する未来の口腔医療」をテーマに、2022年7月9日(土)・10日(日)の2日間、北海道大学学術交流会館にて開催させていただきます。
北日本地方会は地理的に広い領域にまたがっているため、他のブロックとは異なり口腔外科学会と口腔科学会が合同で開催されます。両学会から集約された北の大地の叡智が、会員の皆様の抱えている臨床上の問題、研究の課題を解決する一助となり、口腔医療の発展に寄与するとともに、北日本から世界に発信できる更に高いステージに向けて新たな活路を切り拓くことを祈念して、本会のテーマといたしました。
今回、教育講演には北海道大学医学研究院血液内科学教室 豊嶋崇徳教授に「造血幹細胞移植」についてご講演をお願いし、リフレッシュセミナーは、北海道大学医学研究院皮膚科学教室 氏家英之教授に「口腔粘膜疾患」についてお話しいただきます。両名の先生によるご講演は、会員の皆様にとりまして大変興味深い内容になることと存じます。 また、シンポジストとして北日本の若手研究者にご登壇いただき、基礎と臨床をつなぐ最新研究の進歩について討論したいと考えております。学会では優秀な人材の育成が喫緊の課題となっていることから、本シンポジウムを企画させていただきました。
教室員一同、実りある学会を目指して準備を進めてまいりますので、ぜひとも口腔外科、口腔科学に関わる多くの開業医の先生、病院歯科、大学病院の先生方はじめ、大学院、研修医の若い方々にご参加頂き、活発な議論が交わされる大会になりますようご協力・ご支援を宜しくお願い申し上げます。
7月の札幌は新緑に囲まれ清々しい時期で、グルメ、観光、スポーツに最高の季節です。初夏の札幌を学会とともにお楽しみいただければ幸いです。
来年には新型コロナウイルスの感染拡大が収束し通常開催されることを切に期待しています。